先輩社員の心境

2017-10-16

お仕事の現場で、毎日々々、新人さんが先輩社員にいびられていて、もう聞くに堪えません。

「こういう報告をしてくださいと言いましたよね?」「あなたがやってることはこういうことですよね?」「どうしてこうしたのですか?」「こうだってあなたはいいましたよね?」

質問、質問、質問、質問。違う、これは詰問だ。

その先輩社員の言うことは、確かに正しい のです。何年か仕事をしたなら身につけておいて欲しいくらいのことです。しかしその新人さんはまだ数ヶ月しか仕事をしていないでしょう。

であるからこそ、新人のうちから叩き込む必要がある、という理屈は立ちます。これがまたやっかいなのです。マウンティングをしている面もあるでしょう。それでもきっと、彼は自分がしていることを正しいと信じています。

彼は自分の仕事を見誤っていると思います。新人さんに対して、ただ正しいことを伝えればよろしいというものではない ということに彼は気がついていないでしょう。

この先輩社員の心境、実はとてもよく分かります。僕もまさにそうでしたから。だから聞くに堪えません。まるで以前の自分を見ているかのようで。

フリーランスになって、先輩後輩という 枠組みの外 で仕事をするようになりました。だからかもしれません、自分がしてきたことを今ならはっきりと見ることができるような気がします。

正しいと思っていることが実は正しくない、ということはよくあります。正しいと信じることは あるポジションに縛られている ということなのかもしれませんね。