2021-01-17

コミュニケーションの管理 [プロジェクトマネジメント 虎の巻]

議論の対象を定める

議論の対象が定まっていないのなら井戸端会議と同じ。

なぜか

ただなんとなく集まっても気分が高揚するだけでものごとは解決していかない。向き合って会話すると何かを達成した気分になってしまう。それはますます問題を解決から遠のけるだろう。

どのように

議論の対象を定めてから会議する。オブジェクトではなくサブジェクトに力点がある会議は何かがおかしい。定例会議にしても議論の対象は明確にする。アジェンダはあるべきだがあればよいというものでもない。

「何をするか」と「どのようにするか」の議論を分ける

まずは取り上げるだけ、各論はあとにする。

なぜか

問題が目に入ると議論をしたくなる。しかしやるかどうかを決める前に問題の詳細を議論するのは尚早である。目に入ったことを場当たり的に話し込んでしまうと結局は何も決められない井戸端会議になってしまう。

どのように

進捗確認の定例会議では進捗確認をする。そこでひとつテーマについてどのように対処するかを議論しない。どのように対処するかの議論が必要になれば別途ミーティングを設けるか、その会議の議題が済んでからにする。

「決定」と「実行」の体制を分ける

決める、そして実行する。

なぜか

やることを決める仕組みがないとやりたい人のやりたいことがぶつかり合ってしまう。それぞれの実行部門にはそれぞれの都合がある。どのやりたいことも誤りではない。しかしどれも正解ではない。

どのように

やることを決めるための体制と決めたことを実行するための体制をそれぞれ設ける。それぞれの実行部門にやることを定義させるのは悪手である。実行部門が決められたことをどのように実現するかを考えられるようにする。

福地春喜
エンジニアリングリード兼プログラマー
ドメイン駆動設計やOOUIなどオブジェクト指向に基づいた分析と設計に興味があります。趣味で写真をやります。 もっと詳しく